私たちは、さいたま市南区・浦和区・緑区地域の住まいのプロフェッショナルです

住まいのコラム

「アパートバブル終息?」から学ぶ住宅購入術

2017年10月12日

こんにちは、大内です。

今回のテーマは、

「アパートバブル終息?」から学ぶ住宅購入術

です。

この度、日本経済新聞の記事に「アパートバブル終息?」という記事が出ていました。

相続税対策と低金利を背景に貸家の新設着工は2年近く高い伸びが続いたが、このところ3カ月連続で減少しているようです。

地方では空室が埋まらずに、一定期間の無料貸しをしている物件もあるようです。

空室も増えているようです。

また、貸出先に困っていた地方銀行はアパート融資を積極的に推進してきたようですが、金融庁の監視強化でこの動きの流れが変わりつつあるようです。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22504910Q7A021C1SHA000/

国土交通省の調べでは貸家の新設着工戸数は3カ月続けて前年同月の実績を下回り、28都道府県で着工戸数が減少し、最大の下げ幅は栃木県の53%という状況だったようです。

まさに郊外エリアの需要がなくなったとの見方が出来ます。将来の空室リスクの説明もきちんとなされないまま、建設された物件も多く、まさにトラブルが懸念される状況です。

少し考えれば、人口減少に伴うリスクもわかりそうなものですが、そこは営業マンが上手だったのか、、、

そもそも日本銀行のマイナス金利政策により、稼げなくなった地方銀行は一斉にアパート融資に力を入れ、収益を補填する動きをとりました。アパートバブルを起こすべく、「土地持ちの地主にアパート営業をかけろ」といった合言葉まで存在していたようですからビックリです。

住宅購入をされる方は上記のようなアパートバブルなどの話はあまり関係ないとお思いになられると思いますが、これからの人口減少社会を生きていく上においては、時には自宅を貸し出す場面も出てくるかもしれません。

そのような時に今回はアパートのお話をしていますが、空家も増えてくることが確定していますので、アパートの空室物件と空家物件での賃貸の争奪戦が予想されます。

勿論、郊外の住宅からこのような空室物件と空家物件は見放されることが予想されますので、自分の自宅はそのような住宅になりにくい場所での購入が重要です。

資産ではなく、負債になるような不動産の事を「負動産」とも言ったりしますが、これからの不動産購入に際して様々な視点で情報を持っておくことは重要です。

「負動産」を手にしない為に、不動産関連の情報は常に気に掛ける必要がありそうです。

もし、購入検討物件で少しでも気になる事がございましたら、遠慮なくお問い合わせください。

ではまた♪

合わせて読みたいオススメの記事

不動産流通機構「レインズ」って何?消費者が知るべきポイントを徹底解説!

2023.06.15

不動産流通機構「レインズ」って何?消費者が知るべきポイントを徹底解説!

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。  こんにちは!不動産エージェントの中田です。今回は、不動産業界でよく耳にする「不動産…...

中古マンションの選択方法「狙い目」について

2023.06.14

中古マンションの選択方法「狙い目」について

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。  マンション価格の上昇が続いています。新築が高騰する中、中古マンションを選択し、リノ…...

「相鉄・東急直通線」2023年3月開業 ますます人気の出るエリアも!

2023.06.13

「相鉄・東急直通線」2023年3月開業 ますます人気の出るエリアも!

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。  相鉄線と東急線が相互直通運転する「相鉄・東急直通線」が2023年3月18日に開業されました…...

2023年6月 フラット35金利のご案内

2023.06.12

2023年6月 フラット35金利のご案内

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。  2023年6月のフラット35金利は、20年以下が1.13%、21年以上が1.56%と前月から0.07%引き下…...

持ち家vs賃貸は圧倒的に『持ち家』が得?!

2023.06.11

持ち家vs賃貸は圧倒的に『持ち家』が得?!

さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。  『持ち家vs賃貸ではどちらが得?』という記事を良く目にします。住まいをめぐる永遠の課…...

アーカイブ


ページの先頭へ戻る