住まいのコラム
こだわりのリフォームで 快適な住空間暮らしを楽しむ
2019年01月09日
かつての新築を購入したときの苦い経験から、細部までこだわったリフォームをかなえた話をご紹介します。
Aさんは新築戸建を購入しましたが、どこも仕様を変えられず、無理しながら暮らしていました。
そこで、築15年以内の、できるだけリビング広めの住宅を探し、大手ハウスメーカーによる築14年、リビング26帖の一戸建でした。
駅からは徒歩15分と好立地でしたが、広さの割にお得感のある価格でした。
そこで気になったのはハザードマップによると、河川浸水3mのエリアだったのです。そこでAさんは地域について学び、リスクにできる対策を行えば問題ないと判断し、購入することにしました。
新築より20年間のメーカー保証を引き継げたため、既存住宅売買かし保険は不要でした。またメーカーと交渉し、フラット35利用に必要な中古住宅構造確認書を入手しています。
さて、その後行ったリフォームは、床・壁紙クロス張替、キッチン・トイレ・洗面などの新規交換、収納など幅広く、屋根への遮熱塗装、太陽光発電パネル増設、HEMS導入、全部屋LED化など、省エネ面にまで及びました。
リビングの壁に収納棚付きの間仕切りを付け、その表面は調湿効果のあるエコカラット仕上げに、また間接照明を設置し雰囲気のよいリビングに。収納はすべてシステム家具にして、今までの収納から全て差替えました。
リフォームにあたっては、事前に住宅展示場やショールームをたくさん見学して、どのような改修を行うか具体的に計画を立てたのです。また、細部のコンセント増設や照明の移設などは工事業者とじっくりと打ち合わせて、満足な結果を得たのです。
また自ら工具を使ってDIYリフォームも。玄関タイルの張替えやウッドデッキの塗装を行っています。今後も引続きDIYで家づくりを楽しんでいきたいそうです。
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