住まいのコラム
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2015年10月12日
こんにちは。緑区担当の橋本です。
今回は不動産を探すうえで外せないチェックポイントを2つお伝えしたいと思います。
1.環境、交通、利便施設、嫌悪施設の有無など
これらは物件の購入後、そこで新しい生活を始めるうえできわめて重要な事項です。
現地へ何度も足を運び、状況を確認することが必要です。
その場合も、平日・祝祭日、晴天・雨天、昼・夜など条件の異なった状態での確認も大切です。
平日と祝祭日とでは、騒音、車の交通量がだいぶ異なっていたり、
昼間は気づかなかったが夜に歩いてみると防犯上不安が残ったりすることも起こりえます。
なお、不動産広告などで「駅より徒歩10分」といった表示を見かけることがありますが、
これは規約で80mを1分として計算されています。
この場合、坂道や信号の待ち時間は考慮されていませんので、
実際に自分で歩いて確認することが必要でしょう。
また、案外見落としがちなこととして、電柱の位置やごみ置き場の問題などもあります。
これらの状況によっては思ったようなプランで建物が建てられない場合がありますので注意が必要です。
2.地形、方位、日照、眺望など
広い面積の土地と思っても、その地形のため思うような規模の建物が建てられなかったり、
南側に道路が接しているため日当たりが良いと思ってもその向かい側に高い建物が
建っていたりすることがあります。
このように、地形と方位および現地周辺の建物の確認は必ず必要です。
地形と方位は図面でも確認することができますが、不動産業者が作成した図面は
概略図面であることが多く、方位等が正確でない場合もありますので
土地家屋調査士が作成した図面を入手して確認するか、方位磁石を持参して
現地で確認した方が良いでしょう。
また、建物の建築を依頼したり、工事完成前の物件(いわゆる青田売物件)を
購入する場合は、日照や眺望について、設計図、日照図などに基づいた
詳しい説明を受けることが大切です。
周囲に広い空地がある場合は、そこに高層の建物が建築される可能性もありますので、
その利用計画についても事前に確認しておくことが必要です。
次回も引き続きチェックポイントをお伝えしようと思います。
皆さんも是非参考にしてみてください♪
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