住まいのコラム
タワーマンションの高層階が増税に?!2018年から20階建て以上が対象!
2016年11月07日
以前に20階建て以上のマンションでの、
高層階の固定資産税と相続税を引き上げが決定され、
いよいよ2018年以降に引渡しの新築物件が対象となりスタートします。
(それ前に供給された物件は従来の税制を適用)。
なお、一方で低層階の税負担は軽減されます。
政府は実際の取引価格をもとに固定資産税の案分の方法を検討し、
新たな税制に盛り込みます。
それまで高層階の部屋は高い価格に対し税金が安く、
節税策として購入されがちでした。
なぜならこれまでは、税金の算定基準である「固定資産税評価額」が、
各部屋の床面積で割るのみで、階によって差がなかったのです。
最上階の床面積当たりの単価が最下層階より平均で46%も
高いにもかかわらずです。(資産評価システム研究センター調べ)
マンションの高層階の部屋は、現金よりも、
相続税の金額が抑えられることになります。
これは富裕層だけにとっての節税策になるとの批判の高まりを受け、
今回の対策が取られたようです。
なお、低層階は評価額が下げられるようです。
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