住まいのコラム
住宅ローンは変動金利が人気
2020年11月10日
さいたま市南区、緑区、浦和区での土地探しから、居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。
変動金利タイプの商品を選ぶ人が増加
住宅ローン「フラット35」を取り扱っている、独立行政法人住宅金融支援機構は、2019年度に借換えをした人を対象にした調査結果を報告しました。
その結果、変動型金利を選択した人が42.8%から49.2%に増加した、とのことです。
現在は、空前の低金利な状態が続いていますが。今回の調査は住宅ローンの「借換え」を行った人が対象のようです。
一般的に、住宅ローン金利は「固定型」より「変動型」の方が金利が安くなります。
借換えを行う場合には、それまでに借りていた住宅ローンとの「金利差」が大きなモチベーションとなりますので、そのことを考えると、より借換えの達成感のある「変動型」を選択する方が多かったことも、納得できる結果かもしれません。
変動型と固定型、どちらがお得?
住宅ローンを検討されるときは、この「変動型にするか、固定型にするか」というのも悩む点の1つですね。
これは、「将来住宅ローン金利が上がるのか、下がるのか」という、30年先までの不確定要素が絡んできますので、はっきりと結論を出すことはできません。
ご自身の性格によるところも大きいと思います。
安定的な住宅ローン支払いをもとにライフプランを設計するのか、住宅金利の動向に注目しながら借換えをタイムリーに検討していくのか、ご判断が分かれると思います。
また、早め早めに繰上返済をしてしまい、短期的な完済を目指すのであれば、現状での1%以下の変動金利は魅力的かと思います。
金利が上昇局面を迎える前に、低金利の恩恵を受け切ってしまう、というのも手ですね。
一方で、変動金利よりは高いとはいえ、現在の固定金利(1%台)というのも、充分魅力的な数字です。
日々の金利変動に気を遣う余裕がない、長期的に安定した生活設計をしたい、という方にとっては、現在の低金利での長期固定も現実的な選択肢かと思います。
金利以上に大切な、お住いの購入価格と資産価値
このように、ライフプランに合わせた金利選択も大切ですが、それ以上に大切なことが、どのような物件を、いくらで購入するか、です。
仮に、将来転職して給料が下がる、といった事態が生じても、きちんと売却できる物件を選んでおけば、生活水準に合わせた住替えという選択肢が残ります。
同じように、割高な物件を購入しなければ、借入の金額自体を抑えることができ、余裕をもった返済計画を立てておくことができます。
ご自身の希望条件、理想だけを詰め込んだ物件よりも、将来的な資産価値、普遍的なニーズを外さない物件選び、という視点もぜひお持ちになっていただければと思います。
賢いお住まい購入には、必要最低限の不動産関連の知識が必要です。
不動産業界の仕組み、正しい資金計画、失敗しない物件選びの方法などをアドバイスさせていただきます。
~人生に愛すべき住まいを。~
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