住まいのコラム
住宅購入前に敷地の確認していますか?
2017年11月12日
皆さんこんにちは、橋本です♪
土地探し・土地選びを行うにあたっては、敷地自体の状況を的確に把握し、問題がないかどうかを確認しておく必要があることはご存知かと思います。
ここでいう敷地の状況は、権利関係、面積・地形・境界、接道条件、都市計画規制、供給処理施設の状況、既存建物の有無など、敷地に固有の条件の事を指します。
敷地調査チェックシートなどを用いて、敷地の確認を行うと良いと思います。
権利関係については、所在のほか、所有権及び所有権以外の権利の有無と権利者名について確認する必要があります。この際、地目変更の必要性の有無や抵当権の設定内容には特に注意すべきです。また、所有権移転の時期や原因、隣地等周辺土地所有者についても調査する必要があります。
面積・地形・境界については、建てたい広さの住宅が建てられるかどうかはもちろんのこと、敷地の形状、道路との高低差、日照・通風、水はけ、周辺の敷地規模や隣地の状況などについても確認すべきです。
接道条件については、公道・私道の別や幅員・接道方向、接道長さ、舗装状況、建築基準法上の道路の種類、私道にかかる制限等を調査します。そのほか、全面道路の交通量についても確認しましょう。
都市計画規制については、法律による規制以外に、市町村などの行政指導による規制や負担条件を十分に把握する必要があります。
供給処理埋設の状況については、水道、ガス、電気、雨水・雑排水、汚水の状況について確認します。
既存住宅がある場合には、その権利関係、建物の用途・構造・築年数、使用状況のほか、石綿使用調査結果の記録の有無、建物の耐震診断結果の診断の結果などについても調査する必要があります。
後から、「聞いていなかった」となってしまって、困るのはご自身です。
しっかりと把握して購入しましょう。
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