住まいのコラム
床上浸水した時の対処法
2020年02月18日
さいたま市南区、緑区、浦和区での土地探しから、居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。
今年は冬にも関わらず温かい日が続き久々にスキーの計画も立てましたがゲレンデには雪があまりない状態です。
北海道の雪まつりの雪も集めるのが大変のようでしたが、これも温暖化のせいなのでしょうか。
温暖化が続くと昨年のような水害が多発するかもしれません。
そんな時の対処法をみつけましたので参考にしていただければと思います。
2018年7月の西日本豪雨の際に、岡山市保健管理課と岡山市保健所が出した「家屋等が浸水した市民の皆さんへ~水害時の衛生対策について~」によると、感染対策と消毒方法は以下の通りです。
<床上浸水したとき>
(1)水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要な物を片付ける。
(2)汚れた家具や床、壁などは、水で洗い流すか水拭きするなどして、よく乾かす。
(3)食器類や調理器具などは、水洗いして汚れを洗い流す。
(4)消毒薬を薄めた液を浸した布などで拭き、よく乾燥させる。
<床下浸水したとき>
(1)床下や家の周辺にある不要物や汚泥などを片付ける。
(2)床下に水が溜まっている場合は、雑巾などで吸水し、扇風機などで換気してよく乾かす。
(3)可能なところは水で洗い流す。
※消毒薬とは「逆性石けん」と「家庭用塩素系漂白剤」です。どちらもドラッグストアで購入でき、日常的に使うこともできるものです。
「塩化ベンザルコニウム」が含まれる「逆性石けん」は医療機器の消毒や食中毒対策などに用いられ、「次亜塩素酸ナトリウム」が含まれる「家庭用塩素系漂白剤」は、ノロウイルス対策などにも有効なので普段から自宅常備しておいても良いのではないでしょうか。
水害時はそれぞれ、手指や家具、床などに「逆性石けん」を使い、食器や衣類、浴槽などには「家庭用塩素系漂白剤」が有効だそうです。
いずれも、汚れを水などで落としてから消毒をする事とそれぞれ水できちんと薄めてから使うことも大切です。
作業をするときは消毒液が目に入らないよう、皮膚や長袖・長ズボン・メガネ・マスク・ゴム手袋などを使い、皮膚や目にかからないように気をつけましょう。
また、災害にあってしまい清掃のため初めて自宅に戻る際は、以下のことにも注意が必要です。
・ガス漏れがないことを確認する
・停電でない場合は、電気系統は安全が確認できるまでブレーカーを切っておく
・プロパンガスボンベ、車のバッテリーなど危険物を見つけたら、近づかず、消防や市町村役場などに相談する。
・換気に注意し、清掃が完了するまでは、子どもやペットを室内に入れないようにする。
その他、下記のサイトも参考になると思いますのでよろしければご確認下さい。
「水害にあったら、どうすればいい?」
https://www.buzzfeed.com/jp/keiyoshikawa/deniyarubekikotoyattehaikenaikoto?bfsource=relatedmanual
災害にはあいたくはありませんが突然、自宅が襲われた時の対処法を知っていれば素早い対応ができます。
ご参考にしてください。
~人生に愛すべき住まいを。~
さいたま市の不動産売買・注文住宅は、くさの工務店にご相談ください。