住まいのコラム
日銀発表―財布・タンス預金「減った」39%―から不動産を考える
2016年02月12日
昨年末に日銀が個人の懐事情に関して、初めて実施したアンケートの結果が出ました。
財布の中身とタンス預金の合計額は、前年より「減った」の回答が39.7%でした。「増えた」の回答は
8.5%で、減少していることが把握できます。実は、現金の残高は前年比6%以上増えているため、日銀 はその背景を探るため調査を行なったようです。結果から考えると、一部の富裕層が現金を抱え込んでいるもようです。
詳細については下記アドレスより15ページをご覧ください。
http://www.boj.or.jp/research/o_survey/ishiki1601.pdf
黒田バズーカ第3弾のマイナス金利政策は、世界的規模で混乱を生じていますが、
今住宅ローンを組めば、かなり低金利なので、お得な買い物ができることでしょう。
債券市場では、長期金利の指標になる、新発10年物国債の利回りが初のマイナス状態になり、過去最低
水準を大幅に更新しました。(住宅ローンの金利が、この日本国債10年物利回りに連動しているので
す。)
▼ブルームバーグ 日本国債10年物利回りチャート
( http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=GJGB10%3AIND )
現在は多くの物件が集まっている時期です。財布・タンス預金から、不動産へと資産形成を考えるよい
タイミングかもしれません。
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