住まいのコラム
買ってはいけない物件を見つけるアプリ登場!
2016年11月01日
インターネット上にはたくさんの不動産広告が出ています。外観や、価格、立地など表向きにすぐわかる情報は、購入時を検討する際の条件としてチェックされますが、実は、本当に大きな問題をはらむ情報が見過ごされてしまうことがあるのです。特に中古住宅の場合、安心な取引のために「不動産事会社・売主」と「買主」と間での情報格差を解消しなければなりません。今回は、この度リニュアル仲介からリリースされている「SelFin(セルフィン)」をご紹介します。
中古住宅の場合、重要事項説明書での記載項目など法律で決められた範囲以外の問題のある情報は、不動産会社(売り手側)がチラシなどで積極的には示さないため、一般の購入者がそれを知り、かつ適切に判断するのは、困難な状況です。
物件内見や契約の段階まで来てから、気付いて大幅に無駄な手間をかけてしまうケースや、最悪の場合、購入後でもわからないまま問題が起きて初めて知ることすらあります。
住宅購入で重要な項目を自動でチェックできます!
WEBアプリ「SelFin(セルフィン)」は、物件情報を入力すると、一定のリスクがあれば注意喚起するシステムです。つまり買ってはいけない物件をチェックできるのです。
①価格の妥当かどうか
②対象不動産の流動性
③立地による資産性の判定
④住宅ローン減税の対象か否か
⑤耐震性
⑥マンションの管理状況の判定
⑦土地の資産性の判定
の7項目です。いずれも住宅購入には欠かせない項目です。
ご利用は無料で、メールアドレスのみ登録する「メール会員」と、登録の手続きが必要(無料)な「正会員」があります。正会員は全ての情報が確認でき、物件情報を保存や、調査結果をPDFファイルでメール送信が可能です。
不動産ポータルサイトの物件概要のページのURLをコピー&ペーストすると、自動で物件情報が入力される入力補助機能もあり、たいへん便利です。
今回のリリースではマンションのみの対応ですが、今後の戸建にも範囲を広げ、また入力を減らせるツールも予定されています。ぜひご活用ください。
SelFin(セルフィン)
ホームページURL http://www.rchukai.com/selfin/
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