一度は、駅までの道を自分の足で歩いてみる
現地チェックで最も大切なのは「手を抜かない」ということです。
例えば、検討中の家から駅までの間の道順を調べるときは、少なくとも1回は、車を使わず、自分の足で歩いてみるといいでしょう。
歩けば、道のわずかな起伏も分かります。
車では気にならなかった音や臭いがわかることもあります。
また、晴れた日に出かけるだけでなく、雨の日にも行ってみましょう。
さらに、休日の昼間だけでなく、平日の朝夕、そして深夜にも行ってみることも必要です。
というのも、住宅探しを行うのは土日祝日の昼間ということが多く、平日の早朝や夜の様子がわかりません。
休日の昼間は空いている道も、平日の早朝や夜は状況が一変することがあります。
例えば、平日早朝の通勤時間帯は駅までの道が大渋滞し、車が進まない・・・そんなことがあるし、もっと重大な問題が隠れていることもあります。
入念にチェックするのは、ここぞと思う物件だけ
小さな子供がいる場合、通学の時間帯に学区の小学校まで安全に通学できるかも調べるべきポイントです。
といっても、すべての購入候補を念入りに調べると手間がかかってしかたがありません。
念入りに調べるのは、これぞと思う物件のみにすべきです。
手間を惜しまず何度も出かけると、あらゆる側面が見えてきて、「引っ越して初めて分かった」ということがなくなります。
つまり、失敗がなくなるわけです。
みなさんも、環境のチェックを疎かにせず、失敗しない住宅購入を心がけましょう。