住まいのコラム
快適なリビングの広さ
2022年12月08日
さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。
家族が集まるリビングは、広々とした居心地のいい空間にしたいものです。
しかし、自分たち家族にとって快適なリビングとは一体どのくらいの広さが必要なのでしょうか?
ファミリーの場合、LDKは16~20畳ほどあるとゆとりのある広さのようです。
ただし、最近ではリビングという1部屋で考えるのではなくLDKという大きなくくりで広さを表す場合が多いです。
18畳の正方形の部屋だと5.40m×5.40m、長方形の部屋だと3.64m×8.19mを想像してください。
そうなるとLDKが約18帖の場合、実際にはキッチンが約5帖、ダイニングが約5帖、リビングが約8帖ほどになります。
リビングに快適さや満足感をもたらすものは広さだけではありません。
壁とドアの位置、LDKの形で変わる広さの感覚、収納のあるなしで快適さを左右されるそうです。
■壁とドアの位置が重要
リビングにはテレビが置かれると思いますがその時には壁に合わせて配置しますが間取りを開口部に木を取られ明るいリビングができたと思ったら
ドアの配置と窓で意外とテレビが置けるような壁が無いという事も考えられます。
■LDKの形で変わる広さの感覚
LDKの形にも色々あります。LDKが合計約18帖の場合でご紹介します
1.直線タイプ
LとD、Kを一直線に並べた形で対面キッチンのタイプです。
一般的なタイプで家具の置き方がある程度決まってしまいます。
キッチンが約5帖、ダイニングが約5帖、リビングが約8帖ほどになります。
2.直線アイランドタイプ
アイランドキッチンは真ん中にキッチンが来ます。
キッチンが約7帖、ダイニングが約4帖、リビングが約7帖ほどになります。
3.L型タイプ
キッチンがリビング側から見えにくくなるので、パッと見は狭く感じますがキッチンからはダイニングもリビングも目が行き届くので、とても使いやすい配置なります。
4.リビングセパレートタイプ
家族の憩いの場所リビングを独立させたタイプ。
リビングとダイニングの間にセカンドリビングとしてウッドデッキなどを設けると外と中の繋がりがうまれるので、より広く見えます。
このような場合は同じ18畳でもLDKをどんな形にするかで、広さの感じ方がずいぶんと変わります。
参考までにシステムキッチンのサイズも調べてみました。
システムキッチンの一般的な規格サイズ(寸法)
・I 型キッチン
間口(横幅):180~300センチ
奥行き:65センチまたは60センチ
・L 型キッチン
間口a:195~255センチ
間口b:165~180センチ
奥行き:65センチ
・ペニンシュラ型キッチン
横幅:180~270センチ
奥行き:75~100センチ
・アイランド型キッチン
横幅:240~270センチ
奥行き:75~100センチ
気に入ったシステムキッチンのサイズをしらべて、LDKの形と配置の工夫が必要となります。
■収納のあるなしは快適さを左右する
私の中で最も重要だと思うのが収納があるかどうかと言う事です。
収納するところがないと片付かない部屋になってしまいます。
できたらすべて浮かせた収納にしたいと思っています
少しでもデットスペースを作らず収納できるよう工夫したいものです。
いかがでしたでしょうか?
家族が集まるリビングは、やはり快適な空間に仕上げたいものです。
広さだけではなく、壁や窓の位置、LDKの形、そして収納スペースをうまく配置することで、
より快適な住まいになるのではないでしょうか。
~人生に愛すべき住まいを~
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