住まいのコラム
どうせ買うなら早い方が良い理由
2022年12月22日
さいたま市での不動産の売却・購入から居住後のアフターケア・リフォームまでワンストップのくさの工務店です。
マイホームを購入するのであれば、なぜ早い方が良いのでしょうか?
大きな理由は3つあります。
1. 健康のリスク
2. 高齢者返済リスク
3. 賃貸のリスク
1つ目の「健康のリスク」
住宅ローンを組む場合、フラット35以外の商品は、ほとんどが『団体生命保険』に入れることが融資条件となります。
団体生命保険は、万が一ローン組んでいる債務者が無くなってしまった場合に残りの債務を保険で賄うことが出来るとてもありがたい仕組みです。
保険ですので、入る前に健康状態の申告または、検査が必要となります。
若いうちは、告知事項などは少ないと思いますが、40代になれば、健康診断で色んな所が引っかかってきます。40代後半から50代では、糖尿病や高血圧、初期のガンなどを患ったり、手術、通院履歴など諸々告知する事が増え、場合によっては保険に入れない場合があります。自分が年齢を重ねれば重ねるほど、健康面で保険に入れない確率も上がってくるため、そうすると住宅ローンも借りれないというリスクが生じてしまします。このような健康面からも若いうちに購入するのが賢明な理由の一つです。
2つ目の「高齢者返済リスク」
一番は、定年退職してからの住居費支払いリスクです。
例えば、35歳で35年ローンを借りた場合、そのまま払い続けると返済完了の歳は70歳になります。65歳まで働いたとしても、残り5年残ります。しかし、これぐらいでしたらほとんどの人は、繰上返済をしたり、退職金で払ったりして完済する事はそう難しくないと思います。
しかし、例えば47歳で購入したとすると、返済期間も短くしなくてはならず、その分毎月の返済額は多くなりますし、30年で組んだとしても完済は77 歳です。65歳まで働いたとしてもまだ12年の返済が残っていることになります。賃貸は自分が生きている間払い続けなければならないので、賃貸と違ってゴールが見えているのでまだマシですが、精神的には負担が大きいかと思います。それに、47歳までの払い続けてきた賃料分は垂れ流していたことになり、もったいないことになります!
3つ目の「賃貸のリスク」
購入が遅く成ればなるほど、賃貸で払った家賃がもったいなくなります。仮に、8万円の家賃を23歳~32歳まで払い、結婚を機にファミリータイプに住み替え家賃15万32歳~47歳まで払い続けたら、更新料を含め約3200万円支出
仮に32歳から、会社から家賃補助が月5万円あった(15年で約900万)としても約2300万円の支出。当然このお金は、自分の資産にはならないので、支出するだけ。
まして、今は空前の低金利、そして国は家を買った時のローン金利の負担を軽減できるようにということで「住宅ローン控除」を用意してくれているので、「どうせ買うなら早い方が良い」ということになります。
結婚を機に、家族が増えたのを機に、小学校上がる前になど人それぞれタイミングもあるかと思いますが、そういったタイミングにマイホーム購入を合わせる必要はありません。
「いずれはマイホームを購入する」という方であれば、今回の情報も参考にしてみてください。
~人生に愛すべき住まいを~
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