住まいのコラム
失敗から学ぼう②
2015年02月20日
こんにちは、草野です。
さて、今日も失敗談の続きです。
水回りの失敗談
マンションやアパートにお住まいで、『夢の一軒家』という気持ちが強い場合にありがちなのが、大きな庭や、ゆったりと足の延ばせるお風呂などの希望です。
大きなお風呂っていいですよね。でもここに落とし穴。大きなお風呂はお風呂が沸くまでに時間が掛かり、また水道光熱費が高くなります。
子育てにお金が掛かる。将来に備えて貯金。ローンの返済。そんな中、節約するのは食費や水道光熱費ですよね。
せっかく大きなお風呂が実現したのに水道光熱費を気にして、シャワーで済ませることが増えてしまった。なんてことにならないよう、ほどほどの大きさがいいかもしれないですね。
お次は、水廻りの家事動線が悪い。最近では子育て世代の共働きのご夫婦も多くなり、朝や夕方のお母さんの仕事は目が回るようですよね。ここで一番痛いのは、水廻りの家事動線の悪さです。
朝はキッチンで朝食やお弁当の支度をしたり、洗濯物を干したりしますよね。仕事から帰ると、洗濯物を取り込んでたたみ、夕食の準備やお風呂にお準備。
とにかく、お母さにとって水廻りの家事動線は毎日の生活の中でも一番重要な部分なのです。
ここを深く考えずに間取りを決めてしまうと、後で本当に後悔します。
次はトイレの位置です。
トイレのような小さな場所は、後からパズルのように配置してしまいがちですが、位置によってはとても後悔します。たとえば玄関の近くです。階段下に配置しようとしたら玄関先になってしまい、玄関に来客がある時に使えない。
階段下に作ったら天井に圧迫感がある。毎日何度も入る倍所なので、もう少し考えればよかった。
リビング階段にしたので廊下がなく、リビングのから直接トイレに入るようになり、来客時に家族も来客もトイレに行くとき気を遣う。
トイレが狭いのでタンクレスにしたけど、トイレの中で手が洗えない。
続いて洗面所です。
おしゃれにこだわったら収納がなく不便
水廻りの最後は外水道です。
庭に外水道の位置を付けたが、位置が悪くて使い勝手が悪い。外水道が道路に面していて、誰でも使える位置にあるので外出時などとても気になる。手洗い用と足や道具を洗う用と蛇口を2つ作れば良かった。
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