住まいのコラム
住宅購入後はグランピングで楽しむ?!
2018年07月26日
こんにちは、くさの工務店の橋本です。
近年、アウトドア愛好家の間では快適さを兼ね備えた新しい体験型旅行が注目されています。
今日はそんな雑誌やテレビなどですっかりおなじみになったグランピングについて。
グランピングとはグラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語で、テント設営や食事の準備などの煩わしさから旅行者を解放した「良い所取りの自然体験」に与えられた名称だったりします。
最近では自宅のリビングから外側にウッドデッキを配置したり、バルコニーを活用したり、工夫次第で楽しい生活が送れる事から注目されているようです。
個人的には自宅で楽しく生活するのに適していると思います。子供たちは大はしゃぎだと思います。
ちなみにグランピングは2005年、インターネット上において英国で検索が始まり、グランピングという言葉が徐々に広がってきたようです。
その後、グランピングは欧米で人気となり、日本でも急速に広がってきました。建築関係の会社様ではホームページ上でグランピングと融合した事例を配信される会社様も出てきました。
その一方で、グランピングのキーワードが誕生する前から、カナダやアフリカなどには富裕層をターゲットにした高級なアウトドア・アドベンチャーテイストのリゾートが存在していました。
世界で有名なホテルは富裕層向けの施設として、グランピングの原点である雰囲気を醸し出しています。
非日常的な体験ができ、文明社会から隔絶された自然の中に設けられています。
日本におけるグランピングはキャンプ経験のない人に非日常体験をいかにしてもらうのかを意識して作られているように感じます。有名ホテルの庭園を利用して、食事だけでも自然の中で楽しんでもらうような工夫を施している施設もございます。より快適に過ごすにはテントではなく、ロッジなど建物が適しているのは当然ですが、建物に泊まるとアウトドア本来の楽しみが薄れてしまいます。
2010年頃には海外で普及するグランピングの情報が日本の事業者の耳にも届きはじめ、こうしてグランピングブームが徐々に広がってきたようです。
日本でも星野リゾートが2015年秋に「星のや富士」を開業するなど、新たな宿泊施設の形態として注目を集め、ここから一気に「グランピング」のキーワードがメディアを通じて普及し、日本におけるブームが加速することになりました。このようにグランピングが日本でも人気となったわけですが、施設のバリエーションはあまりに多種多様であり、テント泊から、鉄筋コンクリートの建物での宿泊までがグランピングと呼ばれているのが実情です。
個人的には住宅購入後に、グランピングの要素を取り入れ、自分達らしい生活をご検討いただければと思います。
私も自宅には多数のキャンプ道具などがあり、子供達と楽しみながら食事をとる際、グランピングの考えを取り入れて生活をする事もあります。
ぜひ、住宅購入後の楽しみの一つにグランピングの要素を取り入れてみてはいかがでしょうか?!
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