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住まいのコラム
不動産の共有状態を解消する方法
2019年02月14日
不動産の共有状態を解消方法について
不動産を共有することの問題点の解消方法についていくつか列記します。
まず1つ目は「売買」です。
持分だけを売買することも可能ですが、もちろん売買代金を支払わなければなりません。
資力があれば可能な選択肢です。
つぎに「贈与」や「持分放棄」があります。
売買と違い、ただで持分を相手に移す方法になりますが、一方で「贈与税」がかかってしまうことがあります。
また、共有持分については「放棄」をすることもできます。放棄した場合、その持分は他の共有者へ自動的に移転することになりますが、この際にも「贈与税」に注意が必要です。
相続したばかりで共有状態になっているのであれば「遺産分割」によって共有を解消することもできます。
相続人全員で話し合い、「不動産は母が、株券などは長男が、現預金は次男が取得する。」というように分けることで、不動産の共有を回避することが可能です。
その他にも、不動産を売却してしまって現金で分ける方法や、遺言書を作成して将来的に共有を回避する方法などもあります。
不動産の保有は長期に亘るため、なるべく複雑にならないよう手を打ちたいですね。
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